板井谷のコナラ
所在地 東城町小奴可字板井谷3253-1他
指定年月日 昭和51年6月29日
根回り周囲 6.57m
目通り幹囲 4.28m
枝張り 東12.0m 西10.0m
南12.3m 北11.5m
樹高 約24m
地元ではこの木をマキと呼んでいるが、和名はコナラで、日本全土・朝鮮半島に分布する落葉広葉樹である。薪炭、シイタケ原木、ソダなど用材として使用されたため、大木はあまり残っていない。本樹は、小奴可の持丸にある耳木たたら跡にそびえている。樹下に愛宕(あたご)神社(耳木たたらの防火の神)の祠(ほこら)があり、その神木として長い間大切にされたために残ったものである。
最下の二支幹は、ほとんど水平に、他の支幹は斜め上方に伸びており、壮大な樹形となっている。