はじめに
小奴可の里自治振興区は地域内の6自治振興区が一つになり、平成23年4月に小奴可の里自治振興区として設立し、それまでの自治振興区は自治会としてそれぞれの活動を継続し今日に至っています。平成24年3月に地域振興計画を策定しましたがすでに5年以上が経過しました。当初の計画の中に社会の情勢の変化や、地域の皆さんの意向の変化を見ながら見直しをしていくこととされていました。
今回の見直しに当たり、小学4年生以上の住民の皆さん全員にアンケートを行い、地域の皆さんの意向を調査し、各自治会から男女それぞれ1名、合計12名の見直し委員会で作業を進めてきました。
これまでの取り組みの反省をふまえ、自治振興区で実現可能なものに重点を置き、おおむね5年先を目標にしています。< /br>
この地域振興計画を目標として、みんなで知恵を出し合い、力をあわせて、豊かな自然の中で、「心豊かな田舎暮らし」できる、安心・安全な地域づくりを進めていきましょう。
1 安心・安全な地域をつくろう
高齢になって体力が衰えたり、体が不自由になっても地域で助け合い、支え合い、いつまでも笑顔で暮らせる地域を目指します。
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災害に備え、各自治会に自主防災組織を結成し、いざというとき、誰もが冷静に行動し、安全に避難できる体制を作ります。
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ひとり暮らし高齢者や高齢者世帯を日頃から見守り、声かけする組織をつくります。
2 地域の医療・福祉対策
現在ある施設の利用を促進するとともに、病院や施設に頼らなくてもよい健康な体作りを推進します。
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シルバーリハビリ体操の普及、健康教室・料理教室の実施など、健康寿命を延ばす取り組みを行います。
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小奴可と内堀にある診療所、姫りんごなど、現在ある施設の利用促進を図ります。
3 地域の交通対策
道路の改良、公共交通機関の整備を行政機関に要望していきます。
県道の改良を引き続き推進するとともに、利用しやすい公共交通機関の確保を目指します。
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県道の改良については、小奴可の里県道改良促進委員会と協調して運動を進めます。
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市民タクシーを地域の人が利用しやすいものにする運動を行います
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JR芸備線の存続対策は、東城地区自治振興区連合会の取り組みに呼応して進めます。
4、地域の資源を生かし、地域の産業を考える
この地域ならではの特産品を開発し、その生産に向けた取り組みをしよう。
休耕田の活用や隠れている地域の魅力を発掘し、地域の活性化につなげます。
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地域の特産品づくりについては、小奴可の里農産加工部のみそづくりを引き続き推進します。
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お宝マップの活用した事業を推進します。
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小串の野田屋敷など新たな観光資源を発掘し、活用を行います。
5 ふれあいの場作り
老若男女を問わず交流の輪を広げ、皆さんが参加しやすい、ふれあいの場をつくり、仲間づくり、生きがいづくりを推進し地域づくりにつなげます。
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運動会、盆踊りなど、自治振興区、各自治会の行事、事業の見直しを行います。
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隣近所の井戸端会議的な集まりや各自治会のサロン活動を促進します。
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すべての人が参加しやすい事業づくりを行います。
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学校跡地の活用を図ります。
6 地域の伝統芸能を継承する
古くからの知恵やわざを学び、後世に伝えよう。
地域の人たちが今日まで伝えてきた伝統芸能や日頃の生活の中から生み出した知恵や技を地域の財産として、絶やすことなく後世に伝えます。
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塩原の大山供養田植えを小奴可の里地域全体で取り組みます。
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しめ飾りをはじめ、わら細工等の伝統技術を学び、後世に伝えます。
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郷土料理、田植飯など地域の食文化を後世に伝える活動を行います。
7、小奴可の里に来る人、住む人を増やす
急激に進む人口減少と高齢化を抑制するための取り組みを行い、地域の活性化につなげます。
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空き家を活用する対策として、Iターン、Uターンの促進を図ります。
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庄原市が推進している農家民泊事業に取り組みます。
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地域の小学校、こども園などと協力し、子育てを支援します。
8、小奴可の里の自然を愛する心を育む
私たちを育んでくれた地域の豊かな自然を愛し、みんなで守っていく運動を推進します。
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小奴可の里には東城3本桜のうちの2本がある。これを後世に残す取り組みを行うと共に活用を図り、地域の活性化につなげます。
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子供から大人まで、年間を通じて、自然と文化に親しむ取り組みを行います。